スバル中四国株式会社スバル中四国株式会社
鳥取・島根エリア

「一つのいのちプロジェクト」大山の自然を愉しもう!を開催しました

投稿日:

こんにちは!2025年10月18日に開催した「一つのいのちプロジェクト」大山の自然を愉しもう!お客様参加イベントの様子を、1日の流れにそってご紹介します。

まずは受付からスタート。遠方からお越しの方もおられ、コミュニケーションをとりながら参加するハイキングコースの確認と、注意事項をお伝えしました。朝から北風が強く、空気はひんやりしています。それでも会場の中はご参加の皆さんの熱気で包まれていました。

 

オリエンテーションでは、関係者からのご挨拶に続き、SUBARUが取組む「一つのいのちプロジェクト」について簡単にご紹介と、自然の中での過ごし方や注意点を確認しました。

ハイキングコースの案内を担当する、自然公園財団の皆さんの紹介があり「これからどんな体験をするんだろう」という期待感が皆さんの表情にあふれていました。

 

そして、いよいよハイキングへ!

ハイキングコースは、大山にまつわる歴史についてガイドを受けながら大山の元谷(もとだに)を目指す“健脚コース”と植物について説明をうけながら自然にふれあう“ゆっくりコース”の2つのルートがあります。

 

<健脚コース>

大神山神社奥宮への石畳の参道と、自然林の中を歩いてたどり着く元谷は、広々とした川原状の地形が広がっていて、その先にそびえる大山北壁が目の前に迫ってきます。まるで巨大な屏風のように岩肌が立ち上がっていて、思わず息をのむほどの迫力。

 

<ゆっくりコース>

大山ナショナルパークセンターをスタートし、豪円山と寂静山をめぐります。自然に包まれた森の中を歩きながら、自然観察を行い美しい眺望が楽しめるスポットを目指しました。

 

大山の雄大な自然に一歩足を踏み入れると、空気がガラッと変わって、葉っぱの香りや土の感触を感じることができました。また、スタッフの解説を聞きながら、大山の歴史、木々の名前や地形の成り立ちにふれると、「へぇ~!」という声があちこちから。 途中で見つけた珍しい植物にしゃがみこんで観察したり、写真を撮ったり。自然の中で五感がフル稼働するような、そんな時間でした。

 

お昼は、大山寺のすぐ近く歴史ある宿坊“山楽荘”にて地元の食材を使った精進料理をいただきました。 大広間に並べられたお膳に「わぁ」と歓声が。ご住職から一品ずつお料理の説明がありました。

今が旬のキノコや山菜の天ぷら、大山地域の伝統料理『大山おこわ』の他にも、数々のお料理が並び大変豪華な内容でした。 一口食べると、やさしい味がじんわり広がって、歩いたあとの体に染み渡るよう。食事の時間も自然とのつながりを感じるひとときになりました。

 

食後は、自然公園財団さまから自然との関係性や、日々の保全活動についてご説明を受けました。

40年間から続いている「一木一石運動」について、また財団のスタッフが日々行う作業(施設の清掃、動植物の保護活動について、また活動において気を配っている点などを写真や資料でわかりやすく解説いただきました。

 

午後は、外来植物の駆除体験にチャレンジ! 雨が降りはじめたので雨具を着用しいざ現場へ。

財団のスタッフからセイタカアワダチソウの性質について解説と、駆除するときの注意事項を教えてもらいながらみんな真剣な表情で作業しました。 実際に体験してみると、意外と根が強くはっていてびっくり!かなり力も必要でしたが協力しながら駆除しました。雨の中の作業でしたが「自然を守るって、こういうことなんだな」と、参加者の皆さんの中に小さな気づきが芽生えたようでした。

 

最後は、みんなで振り返り。今日の体験を思い出しながら感想をシェア。「ハイキングコースでの解説で知らなかったことを知れた」、「自分がきれいだと思っていた花が実は外来種だった」、「精進料理が美味しくてびっくりした」など、いろんな声が飛び交って、スタッフも思わずうなずきながら聞いていました。 初めて会った人同士が、イベントを通じて最後は笑顔での閉会となりました。

次回も参加したい!とのお声も沢山いただきました!

 

 

自然とふれあい、美味しく味わい、学び、守る。そんな1日を、みんなで過ごすことができました。 ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。